door

ドアを閉めようとした時にドアの裏に子供がいてヒヤッとした事ありませんか?
掃除する時とかに窓を開けていたりすると、ドアが突然風でドーンと閉まったりしませんか?
その時に子供がたまたまドアのヒンジ側(蝶番側。ドアの折れる側)にいて、指が挟まってしまったらと思うとゾッとしますよね。
我が家では、子供がつかまり立ちするようになってから、何度かドキッとする場面があって、対策をするようにしました。
ここでは、ドアによる指はさみ事故の危険性に触れてから、はさまないようにするための対策をご紹介します。

最悪の場合、指切断も!意外と多い指はさみ事故

東京都が平成28年に行ったアンケート調査によると、約3人に1人の子供がドアに指をはさんだ経験があるそうです。
そして、約10人に1人の子供がドアに指をはさんで骨折などのケガをしているそうです。

また、東京消防庁管内では平成 23 年から27 年の 5 年間で、手動ドアに挟まれて救急搬送された子供は 932 人 いて、その内 45 人が指を切断しているそうです。

参考:東京くらしWEB

指はさみ事故を避けるため、原因を知っておこう

どう対策するかを説明する前に、どこが危険なのか、なぜ危険なのかを説明します。
扉の種類は開き戸、折れ戸、引き戸とあります。
ここでは最も事故が多い開き戸について説明します。

開き戸はドアの両側面が危険

開き戸は、ドアノブの反対側の側面に付いているヒンジ(蝶番。ドアの折れる側)を軸に開閉するドアです。
このタイプのドアで、指をはさんでケガをする可能性がある場所は、ヒンジ側とドアノブ側の両側面になります。
ドアを閉める時に、ドア枠とドアの両側面との間で指をはさんでケガをする可能性があります。

強い力が加わるヒンジ側

まずはヒンジ側です。ヒンジを支点にテコの原理が働くため、ドアノブ側に加えた力の何倍もの力がヒンジ側に加わります。
さらに、ヒンジ側のドア枠の角の部分と、ドアの側面の角の部分で指をはさむ形になるため、指に加わる圧力が角に接触している部分に集中してしまいます。
爪切りを想像してもらえると分かりやすいと思います。
爪切りもテコの原理で力を増幅させ、刃の部分に圧力を集中させて、少ない力で爪を切れるような仕組みになっています。
そんな中に指を突っ込むのは危険ですよね。
また、子供の指は大人と比べると小さいので、大人よりドアとドア枠の接触面が小さくなり、より力が集中してしまいます。

強い衝撃を受けやすいドアノブ側

続いてドアノブ側です。
ドアノブ側がなぜ危険なのかを簡単に説明すると、ドア枠で指が固定されてしまい、指が強い衝撃を受けてしまうからです。
ドアが閉まる時の衝撃の力は、ドアの速度と重さと静止するまでの距離に影響します。
ドアが閉まる時の速度が速いほど、ドアが重いほど、ドアが静止するまでの距離が短いほど、衝撃の力が強くなります。
ドア枠に手を付いた状態でドアが閉まって来た場合、手がドア枠に固定された状態となるため、静止に要する距離を稼げず、強い衝撃を受けてしまいます。
実験してみると分かるのですが、勢いよく閉まってくるドアを手で受け止め、ドア枠に触れる手前でドアを止めることができた場合、それほど手は痛くないと思います。
手のひらのしなりや、腕全体がばねのような働きをしてくれ、ドアを静止させるまでの距離を稼いでくれるためです。

指はさみ事故を起こさないための対策

先ほど説明した通り、開き戸はドアが閉まる時に指はさみ事故が起こります。
通る時以外は常にドアを閉めておく事で、事故の可能性はグンと下がります。(風の力でドアが閉まって指をはさんだり、子供がドアを閉めて自分の指をはさんだりする事を防げるため)
ただ、換気のためにドアと部屋の窓を開けっぱなしにしたい時があると思います。
また、子供が大きくなって自分でドアの開ける事ができるようになってくると、上記対策だけでは心配になってくると思います。
以下の3つに分類して対策を紹介します。家の状況に応じて取り入れるか検討してみて下さい。
・風の力でドアが閉まらないようにする
・ドアが閉まる時の衝撃を減らす
・指がドアとドア枠の隙間に入らないようにする

風の力でドアが閉まらないようにする

換気などでよくドアを開けっ放しにしておくことが多い場合は、ドアを固定できるようにする事をおススメします。

エイト マグキャッチ2

一番オススメしたいのは、エイト マグキャッチ2です。
床に取り付けた戸当たりを用いてドアを開けた状態で固定するタイプです。
ドアを開けた状態で固定したい場合は、ドア側に取り付けたパーツの黒い部分を下に押してから、ドアを戸当たりに当てると固定されます。
固定を解除したい場合は、ドア側に取り付けた黒い部分を再度下に押すことで解除されます。
足が器用であれば、足で黒い部分を下に押すことができるので、操作の時にかがんだりする必要はないです。

カワジュン ドアキャッチャー

同じく戸当たりで固定するタイプにカワジュン ドアキャッチャーがあります。
戸当たりにドアを当てた状態で、少し開く方向にドアを押すと、戸当たりのビスが回転して、ドアが固定されます。
解除する時は再度ドアを開く方向に少し押すことで、ビスが回転し固定解除されます。
こちらの方がエイト マグキャッチ2より固定や解除をするときの操作が楽なのですが、子供が少しドアに寄っかかったりするだけで、ロックが解除されてしまうため、子供の指はさみ事故防止用にはオススメしません。

ドアが閉まる時の衝撃を減らす

ドアノブ側での指はさみ事故を防ぐには、ドアが閉まる時の衝撃を減らすか、そもそも閉まらないようにする事で防げます。
取り付けが簡単で安価な挟み込みタイプのドアストッパーと、ドアが閉まる直前でゆっくり閉まるようになるドアダンパーを紹介します。

カーボーイ ドアストッパー

カーボーイドアストッパーをドアに取り付けておくと、風でドアが閉まる時、クッション性の高いドアストッパーがドアが閉まる直前で閉まるのを止めてくれるので、指をはさむことが無くなります。
安くて簡単に取り付けることができるため、オススメです。

ラプコンドアダンパー 面付け用

ドアにネジで取り付けが必要な商品になります。
ドアに取り付けるとドアが閉まりきる直前で一度ドアが止まり、その後ゆっくりとドアが閉まるようになるため、ドアが閉まる時の衝撃はかなり減らせます。
ゆっくり閉まるため、勢いよくドアを閉めた時の大きな音も無くす事ができます。

指がドアとドア枠の隙間に入らないようにする

ヒンジ側(蝶番側。ドアの折れる側)は、ドアをゆっくり閉めたとしても、強い力で指がはさまれてしまいます。
ヒンジ側にカバーを付ける事で、指が隙間に入らないように対策します。
ヒンジ側に付けるカバーでオススメはフィンガーアラートです。

フィンガーアラート

ドアの表面と裏面の両側から、ヒンジ側のはさまる部分に指が入らないようにするカバーになります。
表面用カバーと裏面用のカバーがセットになっています。
取り付け方は、カバーに付いている粘着テープでドアの表側と裏側にカバーを張り付けるのみです。
カバー自体が大きいので、張り付ける作業は少し大変ですが、子供の安全を考えたらドアに取り付けるべきだと思います。

まとめ

ドアの危険性に触れてから、開き戸の指はさみ事故の対策について以下3つに分類して紹介させていただきました。
・風の力でドアが閉まらないようにする
・ドアが閉まる時の衝撃を減らす
・指がドアとドア枠の隙間に入らないようにする
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。